すでに絶版になり、入手不可能と言われたトルンカの幻の絵本。
アニメ作家の巨匠として有名なイジー・トルンカですが
絵本作家としても多くの名声を残しております。
キャリアの最後に得たのは、“絵本の小さなノーベル賞”と言われる
国際アンデルセン賞なのです。
日本ではなかなか手に入らないトルンカの絵本ですが、
その中でもチェコでも既に絶版となっており、
絶対手に入らないと言われていた絵本を入手することが出来ました。
今回少しお求めいただきやすい価格にして販売しております。
この本のタイトルの“VERHALEN voor het JAAR”は、
直訳すると“1年の物語”となります。
フランス語版のContes du Jardin Enchante（魅惑の庭の物語）と
タイトルは違いますが、ほとんど同じ内容です。
全部で３１９ページです。
フランス語版は全２８７ページなのでオランダ語版の方が内容が多めです。
季節ごとに短編の物語が掲載されており、
トルンカの挿絵がそれぞれの季節を彩っています。
共産時代の絵本と思えないほど、 状態はいいのですが、経年変化による 日焼けや傷はご容赦ください。
